
マインの父。南門の兵士。
周囲からうざがられるほどの愛妻家で親バカ。
娘を溺愛するが故に、マインが関わる人物に嫉妬し、何かと張り合い、マインに呆れられる。
マインから頼まれごとをされると、喜んで引き受ける。
「街ごと家族を守る」が、モットー。
家族を思う気持ちは誰よりも強く深く、家族を守るためなら命を投げ出すことも厭わない。
本好きの下剋上
目覚めると、そこは本のない異世界だった――
活字中毒で本を偏愛する大学生・本須麗乃は、不慮の事故で命を落とす。それは、念願である図書館への就職が決まってすぐのことだった。
気が付くと麗乃は、貧しい兵士の娘・マインとして転生していた。
そこは、魔法を持つ貴族が支配し、厳しい身分制度が存在する異世界の街・エーレンフェスト。
マインは、本があれば生きていけると自分を鼓舞する。
ところが、識字率が低く印刷技術もないこの世界では、貴重で高価な本はお貴族さまのもの。
兵士の娘では、とても手が届かない。
どうしても本が読みたいマインは決意する。
「本がなければ作ればいい」
体力もない。お金もない。あるのは麗乃時代に読み漁った読書による膨大な知識だけ。
果たして、マインは本を作ることができるのか!?
マインの本を作る冒険が、いま始まる。
#本好きの下剋上 #AscendanceOfABookworm #ギュンター #Gunther #長袖 #茶色靴 #青髪 #ブーツ #2019年 #ファンタジー #亜細亜堂