
主人公。
見た目は幼女だが、中身は大人。転生前の本須麗乃の記憶を今も持っている。
その記憶を頼りに本作りを始める。
魔力を持って生まれた「身食い」。生まれつき、虚弱で体が弱い。
洗礼式の際、神殿の図書館を発見し、本読みたさに青色巫女見習いに志願する。
しかし、下町と神殿(そして麗乃時代)の常識の違いに戸惑う。
また、神殿入りのいざこざから神殿長とは犬猿の仲。
平民にも関わらず青の衣を着るマインを快く思わない神官や巫女も多い。
本作りの傍ら、レストラン業と料理人の教育も手掛けるようになる。
神官長のスパルタ教育を辟易しつつも本を読むために粛々とこなす。
本好きの下剋上
目覚めると、そこは本のない異世界だった――
活字中毒で本を偏愛する大学生・本須麗乃は、不慮の事故で命を落とす。それは、念願である図書館への就職が決まってすぐのことだった。
気が付くと麗乃は、貧しい兵士の娘・マインとして転生していた。
そこは、魔法を持つ貴族が支配し、厳しい身分制度が存在する異世界の街・エーレンフェスト。
マインは、本があれば生きていけると自分を鼓舞する。
ところが、識字率が低く印刷技術もないこの世界では、貴重で高価な本はお貴族さまのもの。
兵士の娘では、とても手が届かない。
どうしても本が読みたいマインは決意する。
「本がなければ作ればいい」
体力もない。お金もない。あるのは麗乃時代に読み漁った読書による膨大な知識だけ。
果たして、マインは本を作ることができるのか!?
マインの本を作る冒険が、いま始まる。
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